巡音ルカ祭り

ご無沙汰しておりました。
大相撲で朝青龍の強さに思わず涙したり、
少女ファイトの志乃がデレデレで布団の中をごろごろしたり、
そんな現実逃避しながらテストやってました。


というわけでこの土日は待ってましたの巡音ルカを聴きまくってました。
しかしデモを聞いたときから感じていましたが今回はリンレンから
一年以上待たせただけあってかなりクオリティの高いボカロとなっていますね。
売りである日本語/英語のバイリンガルもそうですが、
ミクにも匹敵するほどの安定した音の繋ぎ、
浅川悠さんならではの低音から高音の幅の広さなど
かなり奥が深いものになっているようで聴いてる方も驚きの連続。


今回はそんななかからオススメのものを何個か紹介。
ただやはり新ボカロで注目度が高いからか、
はっきり言ってランキングに載ってるものが総じて安心して聴けます。
今の時点で再生数の低いものはやはり音楽的、調教的に見て
レベルが低いものと思って良いと思います。
あと1ヶ月もすれば埋もれた名曲もたくさん出てくるとは思いますが。

星屑ユートピア/otetsu

D
まずはルカ発売と同時にトップに立ったこの曲。
自分の中でotetsuさんといえば「Existence」のイメージが強かっただけに
この曲は本当に良い意味で期待を裏切られました。
あとで調べてみたら「恋紅綬」もotetsuさんだったんですね…気づかなかった。


やはり既に20万再生されてるだけあってクオリティが高い。
バックの音楽の完成度もさることながら、
発売当日でこれほどしっかりルカを調教してるのは見事。
間違いなくルカの代表曲といえるでしょう。

ハローワールド/卑屈P

D
曲よりもハローワークとか絵が変とか散々な言われようのこのナンバー。
ただそんなところに注目しなくても普通にテクノポップとして安心の出来。
そして声が上の「星屑ユートピア」とまた全然違って不思議な感じ。
どうぞ自身で聞き比べてみてください。

Re:present/Ciel

D
こちらはがらっと変わって正統派バラードの曲。
そしてこれもまた上2つの曲と違うかわいらしい声なんですよね。
ここまで作る人によって声が変わるのは本当にすごい。
もちろん曲も安心の出来ですよ。

Think Hope/SHUN

D
待ってましたのルカトランスの注目の一作。
本当はもう一曲OSTER projectのトランスがあるんですが、
調教がイマイチだったのでこちらを紹介します。
この曲は何と言っても低音と高音の使い分けがやばいです。
トランスならではの浮遊感を上手いことルカが引き出してる感じ。

RIP=RELEASE/minato

D
そして最後に紹介させていただくのは今現在総合一位のこの曲。
作ったのはみんなご存知のminatoさんです。
なぜこの曲なのかは聴いてみればわかります。


自分達が想像していた「巡音ルカ」そのものなのです。


ビジュアルが公開されてクールな芯の強い女性のイメージを持った方は多いでしょう。
そんなビジュアル先行のイメージから「歌声はこんな感じだろう」と想像した人も多いはず。
そしてこの曲はそのイメージどおりのルカに調教されているのです。
これはもうminatoさんの慧眼にひれ伏すしかありません。
おそらくルカの声はこの辺りが一番良いに違いない、と曲を作っていたでしょうから。
この曲が普及したおかげで多分今後のルカ曲はこのくらいのキーで作られることでしょう。