『Re:MIKUS』

今日は何と言ってもこちらを紹介せねばなるまいて!
というわけでlivetuneの新作『Re:MIKUS』買ってきました。
正確にはlivetuneの新作というには語弊があるかもしれませんが…
アルバムのタイトル通り今回はlivetuneの楽曲をいろんなアーティストがリミックスしたアルバム。
参加アーティストは豪華なものでミク好きにはたまらない
supercellのryoさん、「celluloid」のbakerさん、鼻そうめんPことHiroyuki ODAさん…
さらに日本のハウス、エロクトロニカ系で人気のRAM RIDERやThe Standard Clubも参加。
どんなものになってるのか非常に楽しみでした。


曲自体は『Re:package』のものばかりなので詳細な感想は控えますが、
ざっと全曲通して聴いて気になったものをピックアップ。
まずは「Light Song(Hiroyuki ODA remix)」がカッコよすぎる。
D
こちらで既に公開されていたものを収録したわけですので
自分はもちろん前から聴いていたのですがやはりCD音源になってもいい。
今回のアルバムで唯一のトランスミックスだったのもありますが
やはりオランダで認められてる人だけあって浮遊感がたまらないです。
まずは動画で聴いてみることをオススメします。


次は「椛(The Standard Club PIANO DANCE REMIX)」
さすがにピアノアレンジで人気のユニットだけあって
元から綺麗だったイントロ部分がさらに華やかになっていい感じ。
この美しいメロディはクセになりますね。


そして自分が一番楽しみにしていたストロボナイツ(RAM RIDER remix)」
これはもう期待通り素敵な仕上がりで満足です。
RAM RIDER特有のキラキラしたキーボードが元から煌びやかだった
名曲「ストロボナイツ」と合わないわけがないと思っていましたがその通り。


ryoさんがリミックスした「虹色(Version ryo from supercell)」
ちょっと期待と外れた感じで残念でした。
Bメロでryoさんらしい疾走感のあるハイハットがあったんですが、
もうちょっと全体的にもノリがよくっても良かったんじゃないかと。


kzさんのセルフリミックスでは「our music(kz's The Beginning of The End remix)」が良かった。
Re:package』のときも十分素晴らしかったんですが個人的にはこっちがオススメ。
やっぱりキラキラしたアレンジに自分は惹かれるのかもしれませんw


またこのアルバムコンセプトがリミックスというのが肝だと思います。
はっきり言って日本人は「原曲至上主義」という人がかなり多いはず。
カバーやリミックスが行われると「やっぱオリジナルに限る」って敬遠しがちでしょう。
だからこのアルバムもはっきり言って売上げは大した事ないはずです。
でも打ち込み音楽を少しでも好きな人はやはりリミックスという文化を大事にしてほしい。
幸い今はニコニコ動画の普及でアレンジという行為自体はかなり普及しました。
東方の曲も歌を入れた同人アレンジの人気はいまだ衰えてないですしね。
ですからぜひともちょっとでも打ち込みに興味がある人は
このアルバムを聴いてもらってリミックスというものに興味を持って欲しいです。


最後に心残りだったこと。
トランスアレンジが1曲だけだったことと、モモーイのアレンジがなかったことw
モモーイはミク系でも特にlivetuneが好きだったはずなのでこういうアレンジとか
率先してやってくれそうだっただけに残念でしたね…
もし『Re:MIKUS2』みたいなものが発売される時は是非おねがいしますw