ついに開幕!

というわけでドイツ対コスタリカ戦を観戦しましたよ!もう最高の開幕戦でしたね。両チームが点を取り合うと言う、見てる人にとってはたまらない試合展開となりました。今回もmixiで実況してたのでそれを転載。


バイト終ってからバイクを飛ばしてキックオフ3秒前に帰宅w間に合ってよかったぁ。ドイツはバラックが欠場してますが、その代わりのボロヴスキが最近調子いいので個人的には心配無しでした。キックオフから3分でドイツのフリングスが強烈なミドルシュート。今日の試合の荒っぽさを象徴するかのようなファーストシュートでした。そしていきなり開始6分ラームの左サイドから素晴らしいミドルシュートでいきなり先制!大会の開幕を飾るにふさわしすぎるくらいのゴールですね!ラームは怪我から復帰したばかりで、左腕を固めた変な走り方をしてたのですが、それを感じさせないくらい素晴らしいシュートでした。


しかし前半12分、ドイツの不安定なディフェンスを抜けたワンチョペが1対1でうまく決めてすぐに同点!ちょうど日本戦の高原の一点目とほとんど同じ形でしたね。コスタリカはあまり情報のないチームでしたが、それでも1トップのワンチョペの決定力の高さは盛んに言われてました。いざ目の前にしてみると恐ろしいストライカーですね。ドイツの守備は相変わらず甘い…と言うかラインコントロールがやはり不十分すぎる。なんで右サイドバックのフリードリヒが最後に残っているのか。統率力に優れたメルテザッカーとの意思疎通が出来てないのだろうか…


前半17分またもや試合が動く。右サイドで粘り強くパス回しで崩し、シュナイダーが単純なクロスを上げると思いきやマイナスのシュバインシュタイガーへ絶妙のパス。そのままミドルを狙うと思いきやドリブルしてからクローゼへシュート気味のクロス、それを落ち着いて合わせてドイツ勝ち越し!得点王候補のクローゼが開幕戦で幸先よく一点目!この一連の流れはドイツの攻撃力の高さを物語っていますね。右からの崩し、左サイドのはずのシュバインシュタイガーが右寄りにボールを貰いに来て、誰もがシュートを打つと思っていた場面でもクローゼはちゃんとボールを貰う準備をしていた。かなりの練習での意思疎通がないとこんな綺麗なプレーは見れませんよ。


その後はドイツが常にボールを回し、FKやCK等のセットプレーを頻繁に作るが追加点を奪えず前半終了。コスタリカはたまに見せるカウンターが驚異。特にゆるいドイツの裏をガンガン付いてくるのでいつ点を取ってもおかしくない。というわけで後半も点の取り合いになっておかしくない!見てるほうにはたまらない開幕戦になりましたね。


そして後半も先ほどの予想通り点の取り合いとなりました。後半16分、ドイツはクローゼが2点目を決めて3-1。ラームがフリーで上げたクロスでクローゼが強烈なヘッド。GKはなんとか防ぐもこぼれ玉を押し込んで三点目。クローゼは本当に得点王になれるかもしれませんね。開幕戦で既に2ゴールあげてますから期待大です。


先ほどの3点目で勝負あったかと思いきや後半28分、またもワンチョペが決めて3-2。今度は確かにオフサイド臭いけどまあしょうがないかな… しかし今日はクローゼ対ワンチョペと言っていいくらい両エースが目立った試合ですね。ワンチョペは今回シュート自体を2本しか放っていないにもかかわらず、その両方をゴールしているのですから恐るべき決定力です。


その後は1点差に迫ったコスタリカがいつ鋭いカウンターを仕掛けるのか楽しみでしたがドイツがこれ以上ない形で止めを刺す。後半42分、間違いなく大会終了後にスーパーゴールとして語り継がれるだろう、フリングスのスーパーミドルシュート。これでドイツは4-2。しかし攻撃力はかなりすごいなあ。見ている限り、中央突破、カウンター、サイドアタック、セットプレーと攻撃のバリエーションが豊富で見ていて飽きない。逆に敵からするとどんな攻撃が来るのかわかりづらく苦戦するでしょうね。


ここで試合終了。結果は…
ドイツ 4-2 コスタリカ
得点者:
<ドイツ>'6 ラーム '17、'51 クローゼ '87 フリングス
コスタリカ>'12、'73 ワンチョペ


開幕戦としては見所十分で素晴らしいW杯になりそうな予感がしますね! 今日はクローゼとワンチョペの二大エースが目立ちましたが、個人的にラームがすごい好きになった。左腕怪我してもろに固めてて走り方が特徴的だったんですが、それでドリブルの精度が高い!大会後も期待です。