今日の1曲は…買ったばかりの「緋色の空
作詞:川田まみ、作曲:中沢伴行、編曲:中沢伴行尾崎武士、歌:川田まみ
ご存知の通り現在TVアニメ放送中の「灼眼のシャナ」のOPで11/9にシングルが発売されました。


自分はあまりアニメは見ない人なので事実上CD買ってから初めて曲を聴いたんですが、印象は「中沢らしい曲」って言うのが素直な感想です。中沢さんの曲の特徴といわれればそんなに音楽詳しくないので言いにくいんですが、おそらく「メロディーがやさしくて覚えやすい」って言うのが一番適当だと思います。耳に残りやすいって言うのがファンが多い原因でしょう。


ただ今回の曲はその中沢節が全面に出ているにもかかわらず、なんか好きな曲だとは言いがたい感じがする。その原因はおそらく「メジャー曲だから」というのが大きいと思います。


I’veエロゲー曲を作ってるときからいろいろ違った曲調の曲を多く作っていました。しかしKOTOKOのメジャーデビューで作る曲がさらに違った感じに変化したとき、おそらくI’veファンのほとんどは違和感を感じたと思います。有体に言ってしまえば「こんなのI’veじゃない」っていう感想を抱いた人が多いはず。その違和感あふれるロックテイストな曲調こそまさに今回の「緋色の空」でも感じられるのです。


個人的なエゴになってしまうんですが、I’veはメジャーデビューして一般に知られることになったのは大変うれしいんですが、その実メジャーでの曲って名曲がほとんど無いように思えて仕方がありません。一般受けを狙った路線変更なんでしょうが…元からのファンには受けが悪いでしょう。


苦言を呈しましたがいっている通り一般受けはしやすい曲ですのでオススメはできます。ただ僕以外の古参のファンの人がどう感じているのか意見を聞いてみたいですね…。あと間奏の部分はマジで素晴らしい。僕のI’ve曲の中で一番間奏が好きな曲かもしれない。


P.S.
http://www.dengekionline.com/g-net/interview/gn20051115_interview_mami.htm
ここで川田さん本人の感想が聞けます。作詞は確かに原作をかなり意識してたなぁ。