今日の1曲はちょっと毛色を変えて…「POWER OF CELTIC RMX」
作編曲:EREZ&JORK KESSLER
I’veが中心となって作成したトランスアルバム「Psychedelic GOA」の中に収録されています。

Psychedelic GOA

Psychedelic GOA


正直書いておいてなんですがこの曲を作ったのはI’veじゃありませんwただこういうアルバムもI’veは作っているよって言うのもちょっと書いておきたかったんですよ。まあきっかけは聴けなくなったiPodの代わりに引っ張り出してきたMDの中に入ってたのを久しぶりに聴いたからなんですがw


知らない方もたくさんいらっしゃると思うので一応簡単に説明します。I’veは世間では音楽製作集団として知られてますし、もっと有体に言うとエロゲの曲ばっか作っている集団と思われてると思いますwしかし彼らが真の意味での音楽製作集団だと言うことはこういうトランスアルバムを出したりしていることからわかるのです。


I’veの生い立ちはI’ve Talk Jamの初回とか聞いてもらえればわかると思うのですが、今まではカラオケの音楽を作ったりしながら生計を立ててたらしいです。しかしそれ以前に高瀬さんなどはユーロ系の曲を作っていたりもしたのです。DDRの2ndに収録されている「IF YOU WERE HERE」は高瀬さんが作曲したものだと言うのは割とコアなI’veファンの間では有名な話です。


その彼らが同じ打ち込み系であるトランスミュージックを作っていてもなんら不思議はないわけですね。ちなみにI’veのメンバーがユーロの曲を作る際は「Worm World」、トランス系を作るときは「Hard Stuff」と名義を変えています。またI’veの人気アレンジャーの一人中坪淳彦さんは、個人で「FISH TONE」という名義でトランスアルバムを発売したりしています。


なんかI’veのトランスの説明だけでかなり長くなっちゃいましたがwそろそろこの曲について触れてみましょう。このアルバムにもHard Stuff名義の曲は収録されてるんですが、ぶっちゃけこの曲が一番好きなので選びました。曲はEREZ&JORK KESSLERという人たちが作曲してるらしいですが詳しいことはわかりません。ただこの「CURE TRANCE ALBUM」シリーズを作る際に、I’veの方々が好きな作曲家達を集めたらしいので、その世界ではかなり有名な方なのかも。


この曲の特徴と言えばなんといってもタイトルにもある「celtic」でしょう。俺はよく「ケルティック」と言いますけど今は中村俊輔がいるから「セルティック」の方がメジャーか。スコットランドではs、ウェールズではkの発音になるらしいです。まあそんなどうでもいい話はおいといてwケルト音楽の雰囲気が非常に良く出た作品になっています。曲の途中から鐘の音が鳴り響くのですが、その辺りからがもう圧巻。ケルトっぽい笛の音などを使ってこれでもかと主張してくるのがたまらなく心地よい。


I’veの中でもボーカルより音楽自体に興味がある方はぜひこのようなアルバムも聴いてみる事をオススメしますよ。