enslave

今日の1曲は…「enslave」
作編曲:Hard Stuff
Hard Stuff唯一のソロトランスアルバム『Luding Out』に収録されています。

Luding Out

Luding Out


久しぶりにトランス系の曲をレビューして見たり。この曲は個人的にHard Stuffの中で一番好きな曲であったりします。まあ好きな点はいろいろあるんですがとにかくいえることは「イントロがマジでカッコよすぎる!」という点ですね。


トランスに限らず、音楽でのイントロはかなり重要になってくるのは誰でもわかると思いますが、俺の場合はイントロはそれ単体でサビと同じ程度の破壊力を秘めている場所だとも思っています。例えば10人の人に何かしらの曲名を挙げてみた時、その曲のサビを思い出す人が7人いるとしたら残りの3人はイントロを思い出すでしょう。それくらい「耳に残る場所」がイントロなんです。


そしてこの曲のイントロのいいところといったらシンセとキーボードの競演、これに尽きます。シンセの主旋律をバックでキーボードがクールに演出する…それから入ってくるパーカッションによって世界が引き締まっていくのも鳥肌モノです。サビはこれらの音が次々とこれでもかと攻め立ててくるわけですから破壊力抜群です。


オタクという人種はゲームやアニメのBGMとしてインストラメンタルな曲を聴く割合が一般の人に比べて高いと思います。ですからこういうトランスやテクノ音楽、はたまたクラシックへの派生も容易にできうるとも思います。I’ve soundの魅力に取り付かれた方ならなおさら聴いてみて欲しい1曲ですね。