「Virgin's high!」

Virgin's high!/kicks!(初回限定盤)(DVD付)

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今日はようやく手に入れたMELLのNEWシングル『Virgin's high!/kicks!』のレビューでもしてみようと思います。
アニメ「スカイガールズ」の主題歌ですが、当然のように自分はアニメ見てませんwキミキスのスタッフらしいのでちょっとは注目してたんですが、結局毎週同じチャンネルをつけるという習慣がない自分には無理でしたw


まあそんなことより曲に行きましょう…「Virgin's high!」。
作詞:MELL 作編曲:井内舞子 唄:MELL
このクレジットをみて気づく人はいるでしょうか?いたら相当のMELL好きだと思いますが、実はこれ『COLLECTIVE』に収録されてる「Egen」と全く同じなんですよ。「Egen」では作曲者の井内舞子さんが「羽越実有」と表記されてますが同一人物です。「いうちまいこ」から同じ子音で1つずつ音をずらしたのが「うえつみう」になった理由です。50音でみると一発で分かるでしょう。


というわけで「Egen」が大好きな自分としてはものすごく発売を期待していたんですが、いざ聴いてみたら期待したとおりのクオリティで大満足。多分、というか自分も昔そうだったんですが、井内さんの曲って詩月カオリの歌う「消えない想い」とか新曲の「Shining stars bless☆」みたいな、いかにもかわいらしい女性らしい曲を作る人というイメージを持ってる人って多いと思います。ですがこの曲といい「Egen」といい実はものすごく懐の広い人なんですよね。


端的に言うと「ものすごく器用な作曲家」とでも言いましょうか。とにかくいろんな音を上手く使いこなすんですよね…「消えない想い」では飛び跳ねるような軽快なベース音、「Shining stars bless☆」ではきらめくようなタンバリンとシンセ、「Egen」ではイントロから意識をグイグイひきつけるピアノとストリングス、そして今回突き抜けるような爽快感を演出しているのはシンプルなドラムとギターなんですよね。


また井内作品の特徴というとコーラスが印象的な気がします。普通I’veでは作曲家のほとんどが男性ということであまりコーラスを入れない(ハモリは当然ありますが)ことが多いです。だが井内さんは女性ということでそのあたりを踏まえてか積極的にコーラス入れているんだと思います。この曲でも見事にサビでコーラスがいい浮遊感を引き立てていますよね。


そしてMELLさんの歌声はというとこちらもまたすばらしい出来でしたねぇ…もう曲にぴったりというほかない。MELLさんってカッコいい感じで普段もクールに見られるかもしれませんが、実はというか本当はとてもお茶目な方で、この曲も実に楽しそうにちょっと可愛い感じの声も聴けてファンとしてはたまらないです。


最後に関連記事としてbarksでのMELLさんのインタビュー記事を貼っておきます。
http://www.barks.jp/feature/?id=1000033891
MELL様は外国でも人気あるのか…っていうかあっちの人「Red fraction」の英語の発音とかどう思ってるんだろうw「Virgin's high!」の方ではやはり井内さんとは女性同士ということで上手く仕事が出来たとか。ちなみに下の方のリンクからインタビューの続きを見ると…なんと自分が送った質問にMELL様から答えが返ってきているといううれしい記事がwいやもうMELL様に「こんにちは、ミスターライズさん」とか言われるって幸せにもほどがありますよ!ちゃんとオフィシャルサイトからメール送っといてよかったよ…まあ肝心の質問の答えがMELLさんらしい抽象的な話でよくわからn理解するのが難しかったですがw