チャンピオンなんぞ

そういえば最近イベントレポや音楽についてしか語ってないなぁと今更ながらに思ったので
ひっさしぶりにマンガについて書いてみようと思います。
まあいつもどおりチャンピオンに関してなんだけどね…
マンガレビューといえばお友達の錬金場の山岸さんがいるので
まあ自分が改めて語るようなもんでもないですが
山岸さんとかがあまり触れないようなマンガについて書いて見ましょうか。


というわけで今週のチャンピオンですがまあまずびっくりしたのは新連載ですね。
水穂しゅうし先生の「LOOK UP!」
水穂先生といえば昔ヤンジャンで「はいすくーる仁義」や「いつかのメイン」を連載していた
はっきり言ってベテラン作家の域に達している方。
しかも面白いのがこれで集英社出身でチャンピオンにやってきたのが
聖闘士星矢」の車田正美、「ギャンブルフィッシュ」の山根和俊に次ぐ3人目。
これはもう集英社秋田書店のホットラインが完成した良い証拠でしょう。


そしてそんな水穂先生が描く新連載はなんとなんとサッカーマンガ
先ほどの過去の連載作を見てみるとてっきりヤンキーマンガを書くのかと思えば…
あらすじはリフティングだけは得意だけど社交性がなく、
試合になると全く力を発揮できずチームメイトからいじめられる弱気な少年相川瞬が、
自分はイングランドの英雄ジョージ・ベストの再来だという少年吉田良と出会うというもの。
まあありふれた少年漫画の出だしですが、何と言っても驚いたのが次の場面。


リフティングを良夫に披露する瞬が「ボールだけが友達だったから」というと
ボールは友達なんかじゃねーよ」と一蹴してしまう良夫。
これはもう古巣集英社の某サッカーマンガを真っ向から否定してるじゃないですかw
正直絵も古臭いし特別面白くなりそうな要素もあまり感じられなかったですが、
この一言だけで「あ、この作者本気だ」というのが感じられて面白かったですw
ただこういう絵が下手で、凡人と天才が努力していくタイプのサッカーマンガは
既に自分の中では「YATAGARASU」という作品があるのでそれを超えられるか見ものです。


そのほかに今週目を引いたのは「PUNISHER」「ギャンブルフィッシュ」「ヤンキーフィギュア
「PUNISHER」は新キャラカッツが報われない挑戦者=西山勘九郎を地でいくキャラでもうムテカンファンにとってはたまらない回でしたねwミルキィも良い感じにめぐみと美輝を足したようなキャラが立ってきてようやく読者が読みやすい空気になってきたなぁという感じ。来週は巻頭カラーですし期待しましょう。
ギャンブルフィッシュ」はギャンブルは強いが女にはめっぽう弱い杜夢君のアチャーといわざるを得ない話…のはずが美華さんのいきなりのデレっぷりに半分以上もってかれてしまったwしかし美華さんデレるの早いなぁ。そしてやっぱデレるとカワイイなぁw
ヤンキーフィギュア」は前から恐れていた打ち切りフラグがたっちゃいましたね…とはいってもショートギャグで2巻以上も出たので打ち切りというよりは円満終了と見ても良いでしょうか。まあ勝手に終わるような話にしちゃいましたが、ネタバレすると桜井さんがフィギュアじゃなくて動いてるって言うのがヒツジのお母さんにばれてしまったという話。もしこれで終わらなかったら「みつどもえ」並みに長期連載になるかも。


あともうひとつ個人的に打ち切りの恐怖におびえているのが「ANGEL VOICE」…
このブログでも何度もいってましたが現在連載しているサッカーマンガでもトップクラスに
自分が気に入ってるマンガなので何とか続いて欲しい。
これが終わってしまったらもう「GIANT KILLING」しか楽しみがなくなる…