今週は何かがおかしい

とりあえずこれを聞いてくれ。話はそれからだ。
おそらくヴォーカロイド系音楽を聴きまくってる人でテクノを好む人はまず間違いなく「Packaged」と「サイハテ」両方とも好きだと思うんだ。そしてその作曲者同士がコラボをしたとしたらどうなるか気になっていた人も多いと思う。
その答えがこの曲にある。いやマジでkz最高というしかない。イントロのピアノがかすかにレクイエムの雰囲気を残すが、根底にあるのは軽快なハイハットと繊細なシンセ、そして何よりも基盤を作ってくれるのがベース音でしょう。もうミクテクノファン垂涎の１曲ですので是非是非聞いて欲しい。こうなると小林オニキスがkzの曲をリミックスするのも期待してしまうなぁ…

そしてこの曲以外にも今週はおかしいくらいに有名作曲家が次々と投稿。

まずは上の曲の前にあげていたkz氏最新オリジナル曲。本人のコメントどおり薄味のアレンジで、ぶっちゃけ前３曲ほどのインパクトはないものの、BGMとして垂れ流す分には非常に心地よい１曲かと。

みなと氏の新作。正直前曲の「Soar」が本人のいっていた通りニコニコ受けを狙ったあざとい曲であまり好きじゃなかったんですが、今回は爽やかに仕上がっていてとてもすんなり聞けました。今度はまたバラードでも聴いてみたいですね。

「celluloid」で人気を得ていたbaker氏の完全新作。相変わらず映像が90年代ロックバンドのPVみたいｗいやクオリティ高いから良いんだけど。この人の曲は全体的にすさんでた心をやさしくしてくれるような不思議な力を持っていますよね。


そのbaker氏と「ミラクルペイント」などのOSTER氏がコラボしたのがこの２曲それぞれが相手の曲のリミックスをし、しかもイラストは「メルト」の119氏の描き下ろし。これも上のkz×小林オニキス並みのファン待望のコラボでしたね。アレンジもそれぞれの味が出ていて凄くいい感じ。

最後に有名じゃないかもしれないけどkiichi氏の新曲。「miktronica」という曲を作ってらっしゃるガチエレクトロニカの人なんですが、やはりテクノ･トランスとは微妙に違うというか個人的には今までの曲はそれほどしっくり来なかったんです。でも今回はあのカチカチ音にしてやられました。ミステリアスにして軽快。多分好き嫌いは分かれるでしょうが是非是非。

しかしこうしてみるとやはり有名人はミクのほうに偏るものですねぇｗリンが１曲しかない…
おそらくこの中から今週のボカラン１位が出るでしょう。（ミラクルペイントはPVだから対象外だよね？）今のままだと「Light Song」ですが、多分「サイハテ」カヴァーが明日明後日で相当伸びると思うのでそっちになる気がします。
追記:起きたら総合ランキング２位。まあ予想通りでしょう。それよりも今週はデＰの新作「椿の花」もあったのを忘れてた。個人的にはあんまりデＰ聴かないんですが再生数も「Light Song」とどっこいどっこいですしあげないわけにはいかないでしょう。