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今日の１曲は…「sensitive」
作詞：KOTOKO、作編曲：高瀬一矢、歌：KOTOKO
初出は2001/01/19発売のSelen「義妹 〜背徳の契り〜」の主題歌。
I’ve5thアルバム『OUT FLOW』に収録されてますのでFull ver.を手に入れるのは楽勝。

ＯＵＴ　ＦＬＯＷ

I’veの曲の特徴の一つに「イントロが印象的な曲が多い」というのがあります。トランシーな楽曲を得意としているI’veですから、インストラメンタルなイントロ部分が目立つというのは当たり前のことですよね。まあ世間では「Around the mind」「Days of promise」「Face of Fact」などが一般的にイントロの人気曲でしょうが、今回の「sensitive」は俺個人としてはI’ve楽曲中最高のイントロを持った曲だと思います。

この曲に関して言えば聴いてらっしゃる方も多いのでわかると思いますがピアノの旋律がとても効果的なんですよね…。「綺麗」と感じるけどそれ以上に「切ない」という感情が一番ぴったり来ると思います。そしてそのピアノの裏ではさざ波のようなシンセ音がさらに彩を増幅しています。初め一つの音から徐々に音を増やしていくのは常套手段ですけれども、I’veの楽曲はそれが見事にかみ合っている曲が多いと思います。

そしてこの綺麗なバックグラウンドに乗せて歌われるKOTOKOの詩も見事。KOTOKOはなんだかんだ言って「懐が広い」っていう点がおいしいですよね。こういう叙情的な歌が一番KOTOKOの魅力を表していると思いますがどうでしょうか？個人的には彼女の声量が一番活かせているタイプの曲だと思います。