『G WAVE 2005 2nd Impact』

今回はアルバムを丸々ひとつレビューってことで『G WAVE 2005 2nd Impact』を扱ってみます。
http://gwave.surpara.com/


G WAVEシリーズについて簡単に説明すると、エロゲの中でも人気の作品の主題歌を集めたコンピレーションアルバムシリーズです。2003年から活動が始まり、上半期と下半期の年2枚ずつ発売しています。今回はその中でも最新の2005年下半期のものを集めたアルバムとなります。


なぜ今回このアルバムを取り上げたかというと…端的に出来のいいアルバムだったので皆さんに是非聞いていただきたい!という純粋な紹介をしたかったからですw今までのシリーズで6枚出ているんですが、今回のは間違いなくその中でも最高の出来だと思います。ぶっちゃけ一番最初のCDの方が知名度的に有名な良曲をそろえてはいるんですが、今回はネームバリューではない、本当にクオリティの高い曲ばかりが集まっているのでそう感じられるのかもしれません。総括して言うと本当に外れ曲が無いんですよね。マジでカッコいい曲からちょっと電波入ってる感じの曲でも外れがないって言うと凄さがわかりますかね?電波に限って言うと確かに歌詞がぶっ飛んでたりするんですが、テンポが非常に軽快で電波というより単なる楽しい曲に聴こえて心地良い。


I’veのアルバムじゃないので全曲レビューまではしませんがw何曲か取り上げて感想を書いて見ます。


1.Eternal Wish
アニソン界で最近人気が急上昇中のave;newが作曲を担当した曲。確かに曲のクオリティが高い…って言うかテクノっぽくてI’veスキーには耳になじみやすい音ですね。


2.DokiDokiが止まらない
非常にニュートラルなポップス。電波というにはインパクトは無いが聴いててさわやかになれるアレンジがいい。ボーカルの榊原ゆいが歌いなれているのも一役買っていると思われる。


4.Toropical★Juice
私の嫌いな片霧烈火嬢の歌wしかしいつも感じられるくどさが感じられないのは電波曲だから?変にシリアスに歌うよりこういう風に軽く歌えばいいのに…


6.せかいにさよなら
当たり曲その1。今までに聴いたことが無いくらいなんというか神秘的というか…イメージとしては星空の中をパレードしている感じ?もうこの編曲は反則です。イントロをひとたび聴いてほれた。歌手のMaricaさんのハスキーな声も世界観にマッチして良い感じ。


8.風の行方
俺の大好きな霜月はるかの歌w片霧烈火との差はノーコメントでw非常に民族的なアレンジが霜月の声にマッチしていい感じ。まあ霜月はサンホラとかで幻想的な歌ばっか歌ってるからこの手の曲はお手の物って感じですね。


12.NO WAY
当たり曲その2。なにこの90年代バンドの疾走感だけあって一発当てて去っていったようなせつなさw曲自体はそんなにいい曲でもないんですがこれもアレンジで一目ぼれです。シンセなのかわからないけど無駄に気分だけ盛り上げるなんというかむずむずしたアレンジが心地いいんですよ。


13.アララト
当たり曲その3。歌い方が一見riyaっぽくてびっくりした。っていうかeufoniusっぽいから好きになったのかなw曲の雰囲気がノスタルジーが感じられて個人的に凄く好き。感想のハミングとピアノのコントラストなんかもう!今回のアルバムの中でも一番好きですね。


14.Dreht sich!
イントロからノリの良いドイツ語?っぽいラップで期待させておいて、歌が始まるといきなりロリ声が歌って撃沈するwしかしアメリカンガールズポップというべきか…サビのノリが超絶にいいのですよ。これで声がもうちょっとましだったらなぁとか思うけどw


数曲とか言いながらほとんどの曲をレビューしちゃったなぁwしかしそれほど良い曲の詰まったアルバムだと思ってもらえれば幸いです。明日部室にもって行こうかな…聴く奴いないだろうけどw