Suara Live 2008〜太陽と月の調べ〜
行ってきました横浜BLITZ！通算三回目でしょうか。
初めて言ったときはバカみたいに迷って辿り着けなかったのも良い思い出。
今回は普通に辿り着けました。って言うか迷いようがないくらい簡単な道のは
ずなんだが。
今回のライブでは知り合いと一緒に２回指定席で鑑賞してたんですが、
この選択は大正解でしたね。
大宮ソニックシティ小ホールのライブのときにも言いましたが、
やはりSuaraくらいの歌唱力のある歌手のライブは座って聴くに限る。
それでは続きから感想にどうぞ。
01.haunting melody
１曲目は予想通りPS3版TtTの主題歌でした。しかしこの曲は何度聴いてもメロの部分でSuaraが苦しそうに歌っているのが嫌ですね。Suaraの声域の問題かもしれませんけど、この曲に関しては作曲家がSuaraのよさを活かしきれなかったと個人的には思います。
02.光の季節
アルバムどおりの順番で２曲目は「あさっての方向。」の主題歌へ。この曲はタイトルどおりキラキラしていて本当に聴いていて心が洗われる感じ。正に導入にはもってこいといった感じか。
03.キミガタメ
３曲目にしてもう締めの一曲！？と思わせるキミガタメの登場。初ライブの高田馬場ではオーラスで使われただけあって自分は既に涙腺が緩んでしまいました…前半からすごい飛ばしっぷりですよね。
MC１回目
ここではじめてのMCへ突入。個人的にはSuaraは関西人だけあってMCはなかなかに面白いという印象が合ったんですが、今回はかなりテンパっていたなぁという印象。ただそれでも観客からのたくさんの歓声に、
「わーみんななんかいろいろ言ってる」
と一言であしらっていたのは最高に面白かったですｗ
「今日はとても晴れてしまってちょっと季節外れになってしまうんですが、次に歌う曲は雨をテーマにして初めて自分で詩を書いた失恋ソングです。」
04.June
そして歌われたのが今回のアルバムでの新曲「June」。なんといっても自分が今回のアルバムで一番気に入っていた曲だったのでもう感動ですよ。しかし前回のアルバムでは「lesson」が好きで今回はこの曲…何で自分はこうも失恋ソングに惹かれるのか…
05.水鏡
続けてアルバムから「水鏡」の登場。「June」が一番好きな曲なら、この「水鏡」は一番インパクトのある曲。おそらく誰もがこのサビは一度聞いたら忘れられないでしょう。未海さんの古めかしい歌詞と共にのせるメロディがとても特徴的でかなりお気に入りの曲です。
06.はじまりの約束
前回の大宮のライブでは本当にオーラスで歌われた曲がまたもや登場。今回のライブは本当に序盤から重要な曲をオンパレードしていましたね。
07.遠い街
こちらは高田馬場のライブ以来久しぶりの一曲。座って落ち着いて聴いていたんですが、やはりじっくり聴くと歌詞の重要性がわかるというか、心に染み入ってくる感じがしました。「こんなはずじゃなかったよねと思うことばかりだね…」
MC２回目
「今回は『太陽と月』というアルバムを中心に歌っていこうと思うんですけど、なんと既に新曲があってですね」
「・・・」
「あれ？私の予想ではここでみんなから『おおーーー！』と歓声が上がると思ってたんですけど…」
会場大爆笑ｗいや俺も小さな声で「おおー」って言ってたんだけども周りの反応薄いなぁと思ってましたｗ
「作品は『痕』といってですね。実は自分がデビューする前から歌っていて自分としては原点のような曲なんです。今回こうして発表できました。曲名は『花言葉』です。聴いてください」
08.花言葉
ここで発表された新曲ですが、もうこれは鳥肌ものの超名曲でしたよ。個人的にはSuaraで一番好きな曲は「MOON PHASE」だったんですがそれに匹敵するくらい好きな曲になるかもしれません。まだ一度しか聴いていないわけですがこれは本当にCD音源で発売されるのが楽しみです。
09.星座
神がかった新曲からすでに名曲として大人気の「星座」。これにはピアノのイントロだけで会場もどよめいていましたね。生で聴くのは３回目ですがやはり素晴らしい曲だなと惚れ惚れします。今回は大合唱がなくてちょっと残念でしたが。
MC３回目
「というわけで新曲『花言葉』と『星座』でしたがいかがでしたでしょうか？」
「泣いたー」
「ああ、ありがとうございます。歌手はもう泣かせてナンボだと思っていますから。」
割と真面目な話だと思っていたのに一言で空気を変えちゃうよなぁSuaraさんはｗ
「そういえば最近メッセージでですね、私昔髪長かったんですけど、『Suaraさんは髪長いほうが似合っています。また伸ばしてください』って言うメッセージがあったんですよ。みなさんはどう思いますか？」
観客が口々に意見を言う。
「まあ参考にはしないと思うんですけど」
こいつには参ったｗおそらく今回のライブで一番盛り上がったMCでしょうｗ自分から聞いといて参考にしないってｗ
10.真昼の月
久々に新アルバムからの曲。タイトルがアルバムと似ていて紛らわしいですがこちらはポップで明るい感じなんで曲は一発でわかりますね。
11.brand new days
2ndからまたまた登場。ここまでを見てもわかるとおり、今回は『太陽と月』がメインであるはずなのに、意外に過去の曲がいっぱい歌われていて個人的には凄くうれしかったです。
バンド紹介
ここからドラムが激しくなってSuaraが手拍子で観客達をあおりバンドメンバー紹介です。まずドラムがしんちゃん、ベースのたっくん、キーボードがりゅうちゃん、サブギターにふっこん、そしてメインギターはいつもどおりじゅんちゃんという面子。どうでも良いがギターの二人だけやたらソロ演奏が長かった気がする…まあ花形だからしょうがないけど。
12.クロール
その手拍子を続けたままノリノリのアルバム新曲「クロール」の出番となりました。いやこの曲アルバムで聴いてたときからSuara初のロックナンバーで驚いたんですが、生でこういうロックな曲はやはり盛り上がる。またSuaraも初めてなのに声量があるからあんまりバンドのパワーには負けてなかった気はしますね。
MC４回目
「イヤー疲れたー。わたし
こういう曲を歌うのは初めてなんですけど。やっぱライブだと楽しいですね！
実は私水泳部だったんですよ。平泳ぎだけど」
会場爆笑。
「それで来年トライアスロンの各種目を３人でリレーする大会があって、ギターのじゅんちゃんと一緒に出ようよって話してるんですよ。バンドのメンバーとはライブ終わったら寂しくなっちゃうなぁと思ってたんですけど、これでまた新しい目標が出来ました。みなさんも応援してください！」
「ところで全然話し変わるんだけど、みんなどこから来てるの？」
みんな口々に言っているのでカオス状態に。
「とりあえず関東から来てる人ー」
大多数の人が手を上げる。
「じゃあSuaraは大阪出身大阪在住なんですが…近畿の人」
ちらほら手を上げる。
「じゃあ…その他って言うとかわいそうかな」
会場爆笑。
「確かメッセージで外国からいらっしゃるって方もいたと思うんですが」
１階左後方から声が上がる。みんな振り向きどよめきが起こる。
「どこから来たんですか？」
「カリフォルニアー（ガチで金髪の人で凄く発音が良かったらしい）」
「すごいですねー」
自分は二階席でこの人が見えなかったんですが、外国在住の日本人かと思いきや本当に外人さんだったと知ってびっくりしました。Suaraの人気もここまで来ましたか…
13.蕾-blue dreams-
次はシングル「BLUE」からカップリングの方が歌われました。いや、まあこっちの方が良い曲だしね！「クロール」からそのままノリノリの曲が来るかと思いきやちょっとおとなしくなって驚きました。
14.アオイロの空
つづけてもうSuaraのライブの終わりを告げる曲と言って良いでしょう、「アオイロの空」の登場。やはりこの曲が来ると終盤だなぁと思いますね。みんなでサビで一斉に手を振るのが楽しくてしょうがなかったです。
15.君だけの旅路
ここで先ほどの期待通りかなりアッパーな曲が来ました。やはりこの曲辺りから１階のボルテージが上がった気がします。まあ自分ら２階席は静かなもんですけどｗ
16.夢想歌
「これで最後の曲です！」と短くイントロで宣言してからの「夢想歌」。当然会場の盛り上がりは本日最高潮でした。曲が終わるとバンドが楽器を置いて、Suaraたちも引き上げていきます。観客からは当然アンコールが起きたわけですが、これがここ数回のライブで最悪のアンコールでしたねｗ１階と２階でタイミングがてんでバラバラになり、どちらも一方にあわせようとしないからかなーり訳のわからない空間となっていましたｗ自分たちもどっちに合わせたもんだかなぁと四苦八苦しましたよ。そして出演者よりも先にイントロが流れ始めてアンコール開始です！
Encore01.memory
アンコール一発目はアルバム最後を飾っている「memory」。PS3版TtTのED曲ということですがさすがに生の迫力は桁違いでした。まあ個人的にはPC版の「Until」の方が好きだけどね！あとイントロの部分が青い光の幻想的なものだったので知り合いと「BLUE」かな？とか言い合ってましたが、その後のストリングス部分ではTtTのBGMである「初源の歌」が流れたのでああ「memory」かと気づいたのはSuaraが歌い始めてからでした。
Encore02.トモシビ
「memory」が終わった後、やけに長い準備時間を経てアコースティックの「トモシビ」が始まりました。やはりSuaraファンにとっては「トモシビ」を聞いてこそのライブという感じがしますよね。２番からはドラムやベースも入り、そして最後のサビは毎回恒例の大合唱。待ってましたとばかりに歌わせていただきました。
MCラスト
「長いかなと思っていたライブも始まればやっぱり短いですね。という訳で次で最後の曲になります。歌手という仕事を始めて３年目になりましたが、『石の上にも三年』というように３年たってみてやっとわかることとかもいっぱいありますし、当然苦しいこともありました。ただこういう苦しみを感じてこそ生きていることだと思うんですよ。生きることは苦しいけれどもそれを乗り越えれば同じように楽しいこともある。そういうことを考えながら今後もがんばっていこうと思いますので皆さんよろしくお願いします！」
会場全体から暖かい拍手が起こる。
「さて、まだ大切な曲を歌っていません。今回のアルバムで今までの経験を全て作り上げた曲です。『太陽と月』」
Encore03.太陽と月
最後に持ってきたのはやはり表題曲である「太陽と月」でした。「星座」を作った松岡らしくとても印象的なイントロのピアノから優しいメロ、そして急に激しく叙情的になるサビ。どれをとっても名曲と呼ぶにふさわしいでしょう。
最後はバンドメンバーとカーテンコールをして、Suara一人残り、会場全体に挨拶して行きます。ここで「ちょっと降りてみようかな」と衝撃発言をしましたが、降りるための階段がなく諦めてくれてちょっとほっとしましたｗもし本当に降りてたら２階席の俺たちみんな涙目ですよ…あと２階席にはいつもどおり柚姉と伊藤静や小野涼子、そして仲良しと言われていた水樹奈々も来ていたらしいです。俺は２階席の右側だったのでよく分かりませんでしたが…柚ちゃんはわかったけど水樹や御前も来ていたとは。
一緒に見に行った知り合いも満足していましたが、やはりSuaraのライブはハズレ無しです。
次はまた１年以上開くかもしれませんが、そのときもぜひ参加したいですね。
