KOTOKO LIVE IN BUDOKAN 2010 『Pleasure×Pleasure=Pleasure!!!』

一晩経ちましたがまだ興奮冷めやりません。
KOTOKOがI'veでデビューしてから10年という節目で行われたこのライブ。
さすがにそのセットリストは記念すべきライブにふさわしいものとなりました。
とりあえずセットリストは以下の通りです。

Outerゾーン
01.Synthetic Organism
02.Ha!!!ppiness


03.Close to me
04.明日の向こう
05.I can't get over your best smile
06.茜空 〜それが僕らの世界だった〜
07.硝子の靡風
08.雨とギター
09.限界打破
10.羽-hane-
11.UZU-MAKI
12.BUCCANEER
13.Collective
14.さくらんぼキッス 〜爆発だも〜ん〜
15.きゅるるんKissでジャンボ♪♪
16.I need magic 〜解けないマジ☆キュン♪〜
17.常識!バトラー行進曲
18.めぃぷるシロップ

DJタイム
1.Suppuration -core- [G・M・S Re-mix]
2.BLAZE [G・M・S remix]
3.Re-sublimity [Shiva Jorg & HARD STUFF remix]
4.Lament [NS⇒GIFT remix]


19.SCREW
20.Sensitive
21.resolution of soul
22.oblivion
23.ε〜Epsilon〜
24.421-a will-
25.Feel in tears
26.being
27.prime -"thank you" and "from now"-
28.覚えてていいよ


アンコール
29.Shooting Star
30.涙の誓い
31.Wing My Way
32.Face of Fact
33.Re-sublimity
34.七転八起☆至上主義!
35.Symphony 〜星たちの詩〜

さすがに全曲合わせると200曲以上あるアーティストだけあって
正直ライブ中自分でもわからない曲が2,3曲ありました。
でも一緒に行ったKOTOKOの曲をそんなに知らない知り合いたちも楽しめていたように、
自分も当然のように知らない曲でもはしゃぎまくりました。


まずいきなりOuterからライブ開始はだれもが驚いたことでしょう。
以前KOTOKOが言っていましたがデビュー曲である「Close to me...」よりも
レコーディング自体は先にあった「Synthetic Organism」を頭に持ってきたのは
古いファンならにやりとできたはずでしょう。
しかしその直後の「Ha!!!ppiness」は聴いていなかったためにわからなかった…
今日確かめたら冬コミのアルバムに入ってたじゃん!ちゃんと聴いておけばよかった…


その後着替えてから本当のKOTOKOによるライブがいよいよ開始。
まずはだれもが予想していた通りの「Close to me...」
そしてその次ぎに待っていたのは…「明日の向こう」
…もう自分は何年待っていたのだろうか…
イントロが流れた瞬間本当に泣きそうになるくらいうれしかったです。
個人的にはこの1曲のためだけにS席の6800円を払ってよかったと思えるくらい満足です。
その次もこれまた懐かしい「I can't get over your best smile」
おねてぃ大好きな自分としてはこの曲がまさか聴けるとはと大興奮です。


その後の「茜空 〜それが僕らの世界だった〜」から「限界打破」までは比較的新しめの曲が続きました。
この辺りが今回のライブの肝というべきでしょうが、
10年の集大成というべきライブだったのでかなり新旧織り交ぜた構成となっています。


この辺りからダークな曲のゾーンへと突入していきます。
「羽」「UZU-MAKI」と過去のアルバムを代表する2曲の後には本当に最新のシングルから「BUCCANEER」が登場。
この新曲が本当にカッコいい!
「SCREW」と合わせると過去のシングルの中でも最高にいいCDですのでぜひ買ってみてください。


「COLLECITVE」の次からは電波ファン垂涎のキュンキュンワールドが開幕w
さくらんぼキッス」のイントロでいきなりウルトラオレンジが折られて会場中がオレンジにw
最後の「めいぷるシロップ」まで怒涛の勢いで突き進んで行きましたが
自分は「常識!バトラー行進曲」とか知らなかったのでちょっと予習不足でしたね…


次からDJゾーンに突入。
スクリーンに「NS⇒GIFT」と表示されても何の事だかよくわからなかったんですが、
その後の紹介でこのDJゾーンを担当したDJの人だとわかりました。
…だってまだ『master groove artist』買ってないんだもん…
しかしこのクラブミュージックゾーンは存分に縦ノリヘドバンさせていただきました。
このI'veのクラブ的な要素が好きなファンのためにも時間を用意するとはなかなか心憎い。


そのクラブミュージックのノリをそのままにここからトランスゾーンに突入。
1曲目は最新シングルの「SCREW」。
9月のライブの時にも思いましたが本当にカッコいいです。
そしてこのあとが懐古厨乙と言われればそれまでですが懐かしの名曲が続々と押し寄せます。
特に「sensitive」は個人的KOTOKO楽曲のオールタイムべストに入れてるくらいに大好きな曲。
やはりメジャーに出てからのKOTOKOはこういうトランス楽曲が不足していたんだよ!
そしてそういう不満を持っていた自分でも納得の最新アルバムの表題曲「ε 〜Epsilon〜」が登場。
このアルバムは全体的にスペイシーなトランスが多くかなり完成度が高かったですよね。
その代表となるこの曲は本当に高瀬復活を告げる超名曲でした。


着替えを終えたKOTOKOとともにいきなり照明が明るくなって流れ出したのは「421 -a will-」。
シメを飾るのにぴったりなこの曲が流れたことで徐々に終わりが近づいたことを感じさせます。
次はMCでKOTOKO自身が一番好きな曲と言った「Feel in tears」が初披露。
自分はKOTOKOの好きな曲だと「Imaginary Affair」のイメージがあったのですが、
まさかこの曲が一番好きだったとは。自分も好きですけど。


この曲の終りに「あと3曲だよー!」との声がかかりラストスパートに入ります。
まずはアニソンタイアップの中で随一のノリの良さを誇る「being」。
その後は最新の冬コミアルバムに収録された「prime -"thank you" and "from now"-」。
そしてメジャーデビューして重要な場面でいつも流れている「覚えてていいよ」…
もう本当に息つく暇のない3曲でした。
自分も声を出しすぎて最後の「覚えてていいよ」では軽く貧血気味になってしまいましたw


大盛り上がりで終わった本編ですがもちろんアンコールが残っています。
重要な曲がいくつも歌っていないままですしね。
5分以上の休憩をはさんで始まったのはだれもが懐かしむあのイントロでした…
やはり「Shooting Star」はイントロを聴くだけであの木崎湖の緑あふれる風景が浮かびます。
自分がカラオケでやっていたサビでの振り付けも当然あって大盛り上がりでした。
次の「涙の誓い」、「Wing my Way」とまさにKOTOKOを世に知らしめた名曲ばかりのアンコール。
ただ尺が厳しかったのか全部ショートバージョンだったのが残念でしたね。


MCを挟んでからはカッコいい名曲である「Face of Fact」と「Re-sublimity」、
そしてノリが抜群にいいハピコアトランス「七転八起☆至上主義!」とまたもや息つく暇のないメドレー。
最後には中沢、高瀬も登場してのメンバー紹介を経て「Symphony 〜星たちの詩〜」で大団円。
とても密度の濃い4時間弱でした。


冒頭にも言った通り10年という節目で行われたのでファンも制作側も相当気合が入った内容でした。
中にはあの曲が聴けなかった〜という意見もあるでしょう。
(自分も「同じ空の下で」がなかったのは残念)
それでもあれだけの曲数から厳選するのが大変なのは誰でもわかるので、
セットリスト自体に不満がある人はほとんどいないと思います。
自分はあるとすれば「みんな分かる人は歌ってください!」と前ふりした割に
レアな横アリの時の限定CDの曲をオーラスに持ってきたのはどうかと思いましたがw


KOTOKOのパフォーマンスという意味では10年での成長がはっきりと見える内容でした。
特に後半にさしかかったところでの「ε 〜Epsilon〜」あたりはかなりキーが高いのに
しっかりと声が出ていたので感動を覚えましたよ。


今回のライブの模様は後日http://www.ive-tv.net/というサイトで公開されることも決まってますし、
いずれはDVDやBru-rayで発売もされるでしょう。
自分もそのいずれかまたこの感動をふたたび味わいたいと思っています。